注文住宅でネットバンクの住宅ローンが必ずしも正解ではない3つの理由

でで虫

注文住宅を購入しようとすると、

まず聞かれるのが住宅ローンになります。

自分も単純に金利だけをみてネットバンクで申し込もうって思っていました。。。

ですが、実際は地銀でお願いすることにしました。

ネットバンクではなく、地銀を選んだ理由等をまとめましたので、

参考になればと思います。

以下の記事はすべての銀行に当てはまるものではありません。

工務店やハウスメーカ、銀行によって対応は異なりますので、

ご自身で確認し、契約を行ってください。

 

つなぎ融資が受けれない

まず、住宅ローンはいつ融資を受けれるのかご存じでしょうか。

答えは、住宅が完成時に融資を受けることができます。

理由は住宅ローンは完成した建物を担保にするからです。

では、資金はいつから必要になるのか。

多くのハウスメーカ、工務店では、着工時、中間時、完成時の3回に分けて支払います。

もちろん、着工時、中間時に少しの資金でいいわけでなく、

大体ですが、各支払いに全体の3割程度、2回で6割は必要になってきます。

全体の半分としても、

3000万円の家を建てる場合は1500万が融資前に必要になってきます。

多くの人がそんなに用意できない!となるので、

つなぎ融資が出てきます。

つなぎ融資は、本融資のつなぎ、

つまり、着工時、中間時の資金を借りる融資になります。

ここになるまで長くなりましたが、

ネットバンクはつなぎ融資をしてくれるところがほとんどありません。

ですので、自己資金で払うか、別の所で融資を受けないといけません。

自分は仮審査で電話がかかってきたときに、

意味が分からず、何度も聞き返しました。

ネットバンクでは、

え?着工時とかどうすればいいんですか?

別の所で無担保の融資を受けてください。

と、ドライに返されました。

一方地銀では、

着工時に融資できますよ

と言われました。

あれ?完成時しか融資受けれんのでは?

という疑問はさておき、

そもそもつなぎ融資なんていらんかったんや。。。

つなぎ融資すらないのはあまりないかもしれませんが、

地銀でつなぎ融資を行っていないところは少ないと思います。

※一般に建売やマンション購入ではつなぎ融資は必要ないです。

 

審査が大変で、通らないことも

仮審査は一定以上の年収があれば、ネットバンクの方が簡単に終わります。

問題は本審査です。

ネットバンクは全部自分で用意し、郵送もしくはアップロードが必要になります。

書類はネットバンク、地銀で大まかには同じものを用意しなければなりませんが、

全て自分でやらないといけません。

住宅ローンは住宅を担保にするので、

登記など、普通の人ではわからないことも出てきますので、

全て用意するのは容易ではありません。

また、ネットバンクは審査が厳しいところも多いです。

一概に厳しいといってもどの程度かは条件を明確にしているところはないですが、

基本的には地銀よりもネットバンクの方が条件が厳しいと思っておいた方がいいでしょう。

ある程度でも条件を出してくれた方がお互い得なのでは。。。

とは思いますが、なんででしょうね。

 

地銀の金利は低くなる

ネットバンクの一番の利点は金利だと思いますが、

地銀も条件次第では金利は低くなります。

自分の返済能力などにもよりますが、

ネットバンクに近い金利で借り入れることもあります。

ネットバンクまでは無理とは言われましたが。。。

自分の例ですが、

ホームページでは2.475%とか暴利。。。ふつうは値引き後も出すと思うのですが。

だったのが、仮審査で説明を受けたときは0.56%(値引き率1.9%)になっており、

仮審査が通ったときは0.45%にまでなっていました。

ここまでくるとそこまでネットバンクとの差は感じられません。

実際の返済額はネットバンクが0.38%だとすると

ネットバンク

回数 年/月 返済総額 元金分 利息分
420 2058/01 37,384,411 35,000,000 2,384,411

地銀

回数 年/月 返済総額 元金分 利息分
420 2058/01 37,834,902 35,000,000 2,834,902

差額にして50万程度です。

つなぎ融資の金利などを考えると、

むしろ地銀の方が安くなることもあります。

まとめ

自分がネットバンクと地銀を比較して

地銀を選んだ理由を記事にいたしました。

一番大きかったのは金利が思ったより安くなったところでした。

最初から地銀を候補に入れないのではなく、

実際に仮審査をうけ、条件を比較すると、意外に受け入れる人も多いのではないでしょうか。

ただ、地銀は給与口座を変えてくれとか、

このカードを作ってくれとか、少しめんどくさい条件を出してくることもあります。

自分の手間や、実際の金利を総合的に判断して、

少しでもいい条件で借入したいですね。

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