FIREするためにはレベルアップが必要だ!
投資目的ごとの財務・業績の見方を考えよう!
自分が考えるに、投資かギャンブルかの違いは、
他人の意見に流されたりして、自分の考えなしで行うことだと思っています。
自分の考えで動ければ、損をしても経験になるので、次に活かすことができます。
自分の考えで行う基準の一つに企業が発表する財務や業績から投資を行う方法があります。
一般的にファンダメンタルズと呼ばれる投資になります。
財務・業績
財務や業績と言われても、
売上高であったり、なんちゃら利益であったり、負債やら資本やらなんやらと、
上げだしたらきりがありません。
全部の指標を全て確認して、その中で決めるというのは、
できればそうしたいところですが、
投資する目的によって重要な指標が変わってくると思います。
自分が思う重要な指標を投資目的別にまとめてみましたので、
ご参考になればと思います。
値上がり
値上がり目的とは、まぁそのままですが、
株価の値上がりを期待する投資になります。
収益(売上)
まぁなんといっても収益(売上)が順調に高くなっていることが重要です。
特に値上がりを期待するのであれば、収益の成長率も高くなっていることが重要になります。
営業利益
営業利益は本業で稼いだ利益になります。
売上だけ大きくなっていても利益が上がっていなければ意味がありません。
なんといっても、会社は本業の利益を上げてこそ成長し続けれます。
EPS
EPSは一株当たりの利益になります。
営業利益との違いは利益が純利益というのと、一株当たりで割っていることになります。
EPS一つで、当期の一株でどれだけの利益になっているかがわかります。
一株で見るのは、株価を形成するのは発行株数も重要になり、
基本的には株が希薄化されれば、株価が値下がりし、
株式償却すれば株価が値上がりします。
こういったことがまとめて分かる指標になります。
高配当
高配当投資は長期にわたり安定して高い配当を得る投資になります。
高配当は将来高配当になるではなく、現在高配当の銘柄となりますので、
成長としてはそれほど期待していません。
むしろ安定的でることが重要になります。
EPS
値上がりにも出てきましたが、EPSが重要な指標になります。
長期になればこそですが、長い目で見て右肩上がりであることが重要です。
もちろん、ずっと右肩上がりの方がより良いですが、
短期的に下落することは仕方がないと思います。
配当性向
配当性向は現在の配当が利益のどれくらいの割合であるかになります。
高配当銘柄は配当性向が高く設定しているところが多いので、
一概にこの水準が危険ということはないですが、
少なくとも100%をずっと超えている企業は減配のリスクがかなり高くなります。
逆に、30%程度に抑えてるところであれば、
多少の減益では減配する可能性が低くなります。
※この指標一つで減配しないというわけではありません。
負債比率
自己資本に対して負債の比率になります。
企業が成長するために借金するのは必要ですが、
高配当銘柄では過度な負債は先行きの不安につながります。
優良企業の目安は80%程度となります。
成長しきっている高配当銘柄であればもう少し低くてもいいと思います。
テンバガー
テンバガーは株価が10倍になるのを目指す投資になります。
はっきり言えば投資よりはギャンブルといった方が近いかもしれません。
ギャンブルに近いですがその中でもギャンブルの確率を低くする程度です。
急激に株価が上がってテンバガーを達成して、
そのまま下がっていくようなテンバガーには関係ないですが。。。
収益(売上)
やはり、安定的なテンバガーを目指すには売上というのはとても重要になります。
また、成長率もかなり高いほうが確率が高くなるでしょう。
負債比率
テンバガーを目指すものとして、負債比率というのは紙一重の指標です。
高ければ、その企業に貸している金額が多いということで、
期待値が高いことにはなりますが、
その逆に返済に苦しんで、そのまま倒産ということにもなりかねないです。
まとめ
投資目的によって、気にする指標はいろいろあるので、
自分が気になる投資目的別にまとめてみました。
指標の見方もこれが正解ではないので、
自分なりの見方を探す参考にしていただければと思います。
財務・業績を読めるようになろう!